毛内 憲司 |
| VOL.01 ブラインドタッチ [2003年1月16日(木)20時49分51秒] |
雑誌「インターフェイス」十二月号を読んでいたらブラインドタッチの記事が載っていた。
筆者はテクニカルライターの旭 征佑氏で、ブラインドタッチ習得の奮闘記である。
実は私も1年前ブラインドタッチの習得を志したが、無残にも挫折してしまった。
私は30年弱キーボードと向かい合ってきたが、その間まったくの自己流で、左右の人指し指と中指の4本を使いタイプして来た。十分早く(?)間違いなくキー入力ができると自己満足してたからだろう。
ただし、1度だけブラインドタッチの必要性を感じたときがあった。
10年程前になるが、韓国の繊維プラントの試験設備の仕事を受注し、現地調整作業をしたときである。調整現場に行って見ると電灯工事が完成してなく、部屋の片隅に蛍光灯が1基立てかけてあるだけである。キーボード付近は暗くてそれこそ手探りでキー入力したが、なかなか正確に入力できず、予定通り作業が進まない。担当者に何とかしてほしいと云うと、明日の朝までに何とかするとの返事であった。工場全体の進捗もかなり遅れている様子で、明日の完成は到底無理と思い、とりあえず懐中電灯を準備し
た。次の日行っみると我々の予想に反し完成していた。 たった1日ブラインドタッチの必要性を感じただけで終り、現在に至ったわけである。それでは1年前急にブラインドタッチの練習を始める決心をしたのは何故か?
ある日、若い社員のデバッグに付き合い、その社員の横でデバッグの様子を見ていたが、キー入力が私より遅く感じた。周りを眺めてみるとブラインドタッチが出来る社員は営業担当の1名のみである。
キー入力スピードとプログラム作成のスキルとは別ではあるが、他の人から見ればキー入力スピードが遅いとプログラム能力も低いと感じるのではないか?
弊社の業務はハードウエアとの連動調整が多いため、現地でのデバッグ作業が多い。
これではまずいと思ってはみたが、特にこれに関して教育をしたわけでもなく当然の結果であることを悟った。ではどうしたら良いかと考えた。「率先垂範」の言葉が最初に思い浮かんだ。「私みたいな年寄りにできて、若い皆さんができないはずがない」と云えば説得力がある。これしかない、なせばなる、ということで練習を始めたわけである。
キーボードトレーニングソフトで練習を開始した。しかし、長い間自己流でタイプしてきた指先は、なかなか思う様には動いてくれない。特に今まで使用していなかった、小指と薬指の動きが鈍い。
練習を開始してまもなく急ぎの仕事が入り、即実戦で使用した。最初の1週間は間違いが多くとも我慢してブラインドタッチを実践した。 2週間目に入り、時間がなくなるとキー入力ミスに苛立ち、気が付くと元の自己流に戻っている。
これではまずいとまたブラインドタッチに戻す。これを何回か繰り返しているうち、現地調整作業に入ってしまった。現地作業で背に人の気配を感じながら、キー入力ミスでもたつくわけもいかず、完全に元の自己流に戻ってしまった。もう挫折である。
旭氏は約1ヶ月でブラインドタッチをマスターした様である。この記事を読み、私も多少勇気付けられ、再度挑戦してみようと思っている。2ヶ月後になるか、半年後になるかわからないが、華麗なブラインドタッチを披露できるよう頑張りたい。
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| VOL.02 お楽しみに♪ |
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